こんにちは、
B.すずめです。
デザイン初心者の方ほどおちいりやすいのが、制作に没頭してしまい周りが見えなくなってしまうことです。
ぎゅーっと集中すればするほど、自分だけの考えで制作を進めて、結果独りよがりなデザインに仕上がってしまいます。
そんな時に思い出してほしいのが「お客様のこと」
これは、いわゆる「デザイン思考」という概念の基本的なところです。
「デザイン思考」というと、とても難しく考えてしまいがちで、頭がこんがらがってしまいますが、ここではそれについてここだけはおさえてほしい!ということを簡単にお話ししますね!
1.デザイン思考とは?要は「お客様の気持ち」
デザインを制作するときに絶対に忘れてはいけないのが、お客様の気持ちです。
なぜならそのデザイン物は、最終的にお客様の目に触れ、手に取って扱われてはじめてその役目を務めることになるからです。
お客さまとは誰のことだか分かりますか?
ビジネス的には、報酬を支払ってくれる人。
なんて言われますが・・・
ということは、デザインを依頼してくれたクライアントさんでしょうか?
会社員であれば、上司やプロジェクトの担当者からデザインを依頼されたりしますよね。
そこで勘違いして、担当者やクライアントさんが気に入るようなデザインをしてしまうことは絶対に避けないといけません。
2.デザイン思考の根源「お客様」を忘れると・・・
デザイナーや仲間内でワイワイ盛り上がって、作り手の伝えたいことだけを考えて作ったデザインは、本当のお客様が見ても関心を持ってもらえないものになります。
お客様の存在や気持ちを考えることが、デザイン思考の要であり、はじまりです。
ただし、作り手が伝えたいことでも、お客様の心に響く衝撃的な真実であったり、感動的なストーリーが込められた物だったら逆にお客様の関心をグッとつかむことができる、最高に意味を持ったものになります。
しかし、気を付けないと実際の現場では、作り手の思いだけでデザインだけを追求してしまいがちです。
そうしたデザイン物は、お客様の為にならない情報を盛り込んだ独りよがりの物になる可能性が大です。
3.デザイン思考を最大限活かすためには?
デザインするときには、常にその先にお客様がいること。
担当者やクライアントさんのその先に、そのデザインを見て心動かされる生身の人間。
本当のお客様がいることを絶対に忘れないでください。
そして、一番効果的な方法は、その本当のお客様に直に会い、会話することです。
お客様がその商品について、どんな思いを抱いているのか、不満に思っていることや、その商品を選んでいる理由などを聴くことで、お客様が望んでいることが分かります。
そうすれば、お客様に喜んでもらうためには、どういった表現や形、質感などを実現すればいいのか、より望む結果を得られやすくなるんです。
机上の空論だけでは、本当の意味でのデザインは出来ないということです。
まとめ
本当のお客様は、世に出たデザイン物を一番最後に手にする消費者であるお客様です。
そのお客様のことを考えることが、デザイン思考の根源です。
お客様、お客様、お客様・・・
デザインのその先にお客様がいることを絶対に、お忘れなく!
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