こんにちは、
B.すずめです。
インハウスデザイナーといえば、会社に属した社内のデザインをすべて担当するわけですが、時にはデザイナーに頼まず、一般の社員の方がデザインをすることもあります。
まったくデザインの経験がない新入社員がデザインを作る場合もあり、何をすれば良いのか分からず困っている様子を目にすることもあります。
そういった、デザインの初心者が、デザインの作り方を教わりに僕のもとに来るのですが、みんな、「デザインの作り方が全然わかりません」と言います。
そもそも、
なぜデザインを作ることが出来ないのか?
それは、
「デザインとは何か?」を知らないからです。
実は、デザインの作り方を知る前に、初心者はまず、「デザインとは?」何かを知るべきなんです。
デザインの作り方で困っているデザイン初心者の方は、ぜひ続きをお読みください。
1.デザインの作り方が分からない理由とは?
レイアウトをどうしたらいいかわからない。
何色にしたら良いのかわからない。
これで良いのかわからない。
そもそも、何をしたら良いのかわからない。
デザインを作ったことがないので、当然の悩みですよね。
「はいこれ作っといて」といわれても初心者には無理です。
何か出来たとしても、デザインとして成り立ったものが仕上がることは滅多にありません。
それはなぜかと言うと、先程も言いましたが「デザインとは?」何かを知らないからです。
デザインをはじめるときに、「デザインとは何か?」を理解しているかどうかで、仕上がるものに大きな差がでてきます。
今日はその答えを超簡単にお伝えしますので、まだ知らなかった人は、とてもラッキーです!
いろいろな説や考え方があるようですが・・・
デザインとは?
「望む結果を出す手法の一部」
だと言えます。
つまり、「望む結果を出すためにデザインを作る」ということです。
それが分かれば、デザインの作り方は分かってきます。
2.デザインの初心者に勘違いしてほしくないこと。
「望む結果を出すためにデザインを作る」ということは、
・何か見栄えや印象を良くしたかったり
・伝えたいメッセージがあったり
・機能的に使いやすくしたかったり
という、「目的」があるということです。
その目的、望みを叶えるためにデザインをするんです。
ただし、勘違いしてほしくないのは、「デザインが全てではない」ということです。
そのデザインを多くの人に見てもらう必要がありますよね?
それを可能にするのが、「メディア」です。
新聞雑誌、広告、You Tube、メルマガ、SNSいろんな手法を使って情報を発信して、デザインしたものを広めます。
そもそも、デザインするために必要なのは、望む結果を出すために知らせるべき情報「メッセージ」です。
つまり、望む結果を出すために「メッセージ」があり、それを「デザイン」で伝わりやすく表現して「メディア」を使って多くの人に届けるんです。
だからデザインとは「望む結果を出す手法の一部」になります。
3.デザインの見栄えで良いか悪いかが決まるわけじゃない。
デザインとは「望む結果を出す手法の一部」です。
ということは、デザインの良し悪しは、「それで望む結果をだせるのかどうか」というのが指針になります。
指針とは、デザインの良し悪しの決定を左右する方向性ですよね。
デザインが2パターン出来て、どっちにしようか悩んだら、そもそもの望みや目的を叶える可能性が高いのはどちらか?で選べばいいんです。
それを知らずに・・・
とにかくカッコイイ、見栄えのいいデザイン。
であったり、
担当者やデザインする人の好みで色やレイアウト、テイストを決めて作ったデザインは、「望む結果を出すこと」は、なかなかできません。
なぜなら、
望みを叶えるためにはどうすればいのか?
ということが議論されていないからです。
(もちろん、偶然うまくいく事はありますが・・・)
デザインの見栄えで良いか悪いかが決まるわけじゃないんです。
望む結果を出すためにはどうすればいいのかを考えることで、良いデザインが生まれるんです。
まとめ
さあ、これであなたは、
デザインとは?「望む結果を出す手法の一部」
だということを知りました。
これからは、担当者の好き嫌いによって作られた見栄えだけがいい、無意味なデザインを作ることはありません。
実際のところは、このことを知らずにデザインを作っているデザイナーもいるくらいです。
しかしあなたは、デザインの初心者であるにも関わらず、より多くの人の望みを叶える、とても価値のあるデザインを提供することができるようになるでしょう!
おめでとうございます!
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