日本人が知らない太平洋戦争の大嘘

天童木工とは?椅子1つとっても世界が絶賛する技術力はどうやって生まれたのか?

ビジネス

こんにちは、B.すずめです。

 

天童木工(てんどうもっこう)という

家具メーカーをご存知でしょうか?

日本人なら絶対に

知っておいたほうがいい!

というほどスゴイ家具メーカーです。

 

山形県の天童市で

世界的に有名な

一流デザイナーをも唸らせる

ほどの技術力をもった、

日本が誇る家具メーカーなんです!

 

その天童木工が持つ異色的な

技術力・経営方針は、

カンブリア宮殿でも紹介されるほど!

 

カンブリア宮殿にも出た、天童木工の代表取締役「加藤昌宏」さんについてはこちらに書きました。

加藤昌宏〈天童木工 社長〉の経歴や年収。幼少期は?どんな格言・名言を残しているのか?【カンブリア宮殿】

 

椅子1つとっても世界が絶賛する技術力

どうやって生まれたのか?

 

天童木工の独自の技術力はどうやって生まれたのか?

 

1940年(昭和51年)

天童木工家具建具工業組合の結成から始まった

天童木工。

当時は、弾薬箱など軍需品を

製造するところから始まりました。

 

1945年(昭和20年)終戦後、手持ちの材料で

戸棚・飯台・流し台などの製造を開始!

 

1947年(昭和22年)ここでついに!

 

高周波発振装置を導入.

成形合板家具の本格生産に着手します!

 

伝説の始まり。

天童木工の独自の技術力の原点

始まりました!

 

この頃、東京都新橋に東京営業所を開設して、

進駐軍用家具を量産。

創立7周年記念展示会を開催して、

「成形合板家具試作」を発表します!

 

1949年には、一般民間向け

家具を主力に製造をはじめます。

第1回全国中小企業振興展で長官賞を受賞。

 

1950年に、創立10周年記念展示を

東京・髙島屋で開催し、

成形合板家具を展示して

注目されるようになりました。

 

1956年、柳工業デザイン研究会展に出品する

成形合板製バタフライスツールを製作!

 

今現在でも、国内外で高く評価されている

天童木工、いや、

日本を代表するスツールです!

 

天童木工の独自の技術力は

こうして誕生を迎えました。

 

スツールとは?

背もたれが無い、一人用の椅子です。

バタフライスツールのデザインを

考案したのは

柳 宗理(やなぎ そうり)

という方です。

 

天童木工の椅子は何がスゴイの?

 

代表格は、やっぱり「バタフライスツール」

戦後、イームズの成形合板技術に

衝撃を受けた、バタフライスツールの

デザイン考案者、柳 宗理氏

成形合板の研究者、乾 三郎氏との

出会いがこの美しいスツールを

誕生させるきっかけとなりました。

 

同じ形をした、2枚の成形合板を

金属でつなぎ合わせたシンプルな構造で、

図面に頼ることなく、

柳 宗理氏の感性によってデザインされた、

手のぬくもりをも感じることができる、

柔らかい曲線が魅力です。

 

合板の厚みはたったの7mm!

1mm程度にスライスした板の

木目が交差するように、

一枚ずつ重ね合わせることで、

強度を増し、この形状と耐久性を

実現しているんです!

 

成形合板技術の天童木工にして

異色の存在を放つ椅子。

無垢材のみで作られた

柏戸イスもスゴイ!

 

1961年から販売されているという

歴史的なこの「柏戸イス」は、

杉の根元である「伐根(ばっこん)」と

呼ばれる荒くてワイルドな木目を厳選して、

ブロック状に積み重ねたところを

削り出しで作られています。

 

剣持 勇(けんもち いさむ)氏がデザインした

このイスは、山形県出身の力士、柏戸関の

横綱昇進を記念して贈られたことから、

この「柏戸イス」というネーミングに

なったそうです。

 

天童木工のイスには、安さを武器に

販路を拡大する家具量販店には無い、

独自の技術力と世界観がありますね!

 

ファンが熱狂する天童木工の秘密とは・・・

 

・[ 硬さ ]ではなく、衝撃を吸収する[ しなやかな強さ

 

木が持つ衝撃を吸収する

しなやかな強さ

それが、天童木工が誇る

「成形合板の強さの秘密」です。

 

中でも継ぎ目のない一体成形の

ロッキングチェアは、負担の大きい

脚部の強度を保つために

ある技術が使われています。

木片を間に挟み込むことで、

ひとつの形をつくる

「コマ入れ成形」という技術です。

 

こうした強さを保つための技術も、

成形合板の研修を真面目に取り組んだ結果、

生まれました。

次の世代に受け継がれるような家具には

この強さは、基本の性能です。

それが、ファンが熱狂する魅力の1つです。

 

・無垢材では出せない[ 美しさ ]を持つフォルムを可能に

 

成形合板の技術追求により

美しさ ]を持つフォルム

手に入れることに成功しました。

この薄くても強いという特徴は、

無垢材ではつくれない特別なものです!

 

美しく複雑な曲面や魅力的なフォルムを

可能にした成形合板の技術に魅了された

デザイナーや建築家は、

斬新な創造力を刺激されました。

 

それは、美しさを追求させ、

豊かな曲面を描く「3次元プレス成形」

「コマ入れ成形」など、美しさもあり、

強さを秘めた高度な職人技

生むことになったのです。

 

美しさもまた、ファンが熱狂する要因。

世代を超えて愛される家具に重要な性能です。

・強度を保ちつつ[ 軽さ ]を実現する高い技術力

 

イスは、立ったり座ったり、

掃除の時などにも移動させる場面が

多くあります。

そんな時、

女性でも簡単に動かせるほどの

軽さが必要です。

 

成形合板により、使う材料が少ない上に

強度を保てるという、無垢材が苦手とする

「軽くて丈夫なイス」を実現しました。

 

軽いからストレスなく使えることが、

ファンが熱狂する魅力の1つになっています。

 

皇室で使われる家具もホームユース製品も品質は同じ[ 手触り

 

家具は、必ず手で触れるものです。

手で触れた時に何か不快な感覚を感じたら、

きっとその家具を好きにはなれないでしょう。

だからこそ、天童木工は上質な手触りに

こだわっているそうです。

 

皇室で使われる家具でも、

一般のお客様に向けた

ホームユース製品でも、

その品質に対する

こだわりも質もかわりません

 

その品質へのこだわり、

手触りの良さがファンが熱狂する

要因であることは

お分かりいただけると思います。

 

天童木工がカンブリア宮殿に登場!

 

天童木工がカンブリア宮殿に登場!

 

放送は、2019年10月31日(木)

22時00分~22時54分

 

将棋の駒、ラ・フランスで有名な

山形・天童市。

ここに、独自の加工技術と多彩なデザインの家具でファンの心を掴む老舗家具メーカー「天童木工」がある。

しかも、世界に名を馳せる一流のデザイナーからも絶大な信頼を集めているという。

ニトリやイケアなど安さを武器に販路を拡大する家具量販店が台頭する業界にありながらも、独自の技術力でサバイバルしてきた天童木工。

その異色すぎる経営術の全貌に迫る!

引用:カンブリア宮殿公式サイト

(https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/)

 

天童木工の社長、

加藤 昌宏(かとう まさひろ)さんが

登場して、自ら語ります。

 

「木と対話をする。」という

木へのこだわりや、

プロダクトの特徴である

「強さ/美しさ/軽さ/手触り」といった、

人の暮らしを想う家具づくりについて、

とても興味深いお話しが聞けそうですね。

 

まとめ

 

天童木工とは?

椅子1つとっても世界が絶賛する技術力は

どうやって生まれたのか?

 

ということについて、お知らせしましたが、

いかがでしたでしょうか?

実は、僕もカンブリア宮殿に登場する

ということで、初めて知った「天童木工」

 

こんな歴史と伝統、

そしてスゴイ技術力を持った、

世界に誇れる日本の家具メーカーが

あるなんて、知りませんでした!

 

一生に1度は、手に入れたいと思いました。

「天童木工」の家具。

 

これを機会に、

「天童木工」を知った方もいると

思いますので、

日本が誇る企業として心に留めておくと共に、

人生の一部として取り入れてみるのも

良いのではないでしょうか!

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